アニマー湯宇都宮の看板犬ぺろは虹の橋を渡りました

おはようございます。

 

アニマー湯宇都宮です。

 

本日は皆さまに大事なお知らせがあります。

 

日頃から可愛がっていただいていました看板犬ぺろですが

 

昨年の１２月２３日１６時３０分に虹の橋を渡りました。

 

享年６歳でした。

 

本当はもっと早く皆様にお伝えしなくてはいけないと思っていましたが

 

どうしても気持ちの整理がつかず、２月９日の四十九日を終えて

 

少しずつ前を向いていけるようになりましたので本日ご報告します。

 

生前はトリミングやペットホテルご利用のお客様にとてもかわいがって

 

いただき本当に感謝いたします。

 

まだ６歳ということもあり、まさかこのようなお別れになるとは思っても

 

いませんでした。

 

 

体調の異変に気付いたのは１２月１９日（木）の夕方でした。

 

いつものようにお散歩に行こうと声を掛けましたが立とうとしませんでした。

 

始めはまだゆっくりしたいのかと思っていましたが

 

あまりにも動かないため抱えてみると下肢が麻痺していました。

 

すぐに近くの動物病院に駆け込みましたが、ＣＴなどの設備がないため

 

十分な検査ができないとのことで別の動物病院を紹介され

 

急遽向かうことになりました。

 

その時の様子ですが、痛みと言うより何か不安げな表情をしていたのが

 

印象的でした。

 

病院につき診察を受けた結果、椎間板ヘルニア。グレード３との診断結果でした。

 

その日自宅に帰り経過観察でしたが、自力での排尿はすでに困難でした。

 

翌日２０日（金）下肢の反応を見るため足の水かきを爪でつねりましたが反応がありません。

 

進行しているのが分かりました。

 

金曜も動物病院にて診察を受けましたが、やはり進行の可能性を指摘されました。

 

一旦この日も自宅に戻り安静にしていました。食欲はあまりなくおやつは食べてくれました。

 

２１日（土）は更に状態が悪化しているように感じてしまったため

 

違う動物病院で診察を受けましたが、一番恐れていた病名を聞くことなります。

 

「脊髄軟化症」です。

 

脊髄軟化症とは犬において進行性の病気で、主に椎間板ヘルニアに関連して発症します。

 

この病気は脊髄の出血が進行し、最終的には呼吸困難を引き起こし、致命的な結果をもたらすことがあります。

 

椎間板ヘルニアでとどまっているのかそれとも・・

 

発熱が続いている。

 

麻痺が進行している。

 

状況からすると可能性を否定できず、正確な検査が必要となり予約を取り急遽大宮の動物検診センターに向かいました。

 

予定時刻より少しはやく呼ばれ検査を行うことになりました。

 

ぺろが病室に入って待つこと数時間、呼ばれました。

 

ＭＲＩの検査結果の説明をうけます。

 

広範囲にわたって椎間板ヘルニアの状態を確認することができました。

 

「あーヘルニアだったんだ」と安堵したのもつかの間

 

脊髄軟化症と思われる部分が存在することが告げられました。

 

正直その時は頭が真っ白になって何度も聞き返したような気がします。

 

そのあとはほぼ会話することもなく帰路についたような気がします。

 

ただ脊髄軟化症も進行には個体差があると伺ったのが一縷の望みで

 

どうにか症状が進行しないようにと祈るばかりでした。

 

翌日２２日（日）は１日ぺろと自宅で過ごしました。

 

下肢はもちろん動きませんし排尿もできません。

 

でも表情はあるしまだ元気な様子でしたのでちょっと安心していました。

 

夜に食事を与えましたが、やはりおやつと水のみでした。

 

そのまま眠りにつきましたが、翌朝２３日（月）の５時頃ふと目が覚めると

 

様子がおかしいことに気づきます。

 

前脚もすでに麻痺が進行していました。表情もつらいような感じが分かります。

 

これはただ事ではないと思い病院に駆けこみました。

 

もちろん先日のＭＲＩのデータも見ていただいた結果、脊髄軟化症の進行が疑われるとの

 

事で私たち家族は大きなショックを受けました。

 

もうすでに顔くらいしか動かすことができなくなってきており、もって１日あるかないか

 

そんな状態になっていました。

 

今後進行していくとさらに呼吸が苦しくなりぺろがつらい思いをすることを

 

考えるとぺろのためにも苦渋の決断でしたが「安楽死」という決断を選びしました。

 

一旦自宅に戻りしばし自宅でのぺろとの時間を過ごします。

 

６年間一緒に過ごした部屋、たくさん遊んで寝て食べて・・

 

色々な事がよみがえってきました。

 

一緒に過ごせる時間もだんだん少なってきて病院へ行く時間になり向かいました。

 

ちょっと早く病院に到着して駐車場で待つことにしました。

 

外にはベンチがあって少し肌寒い感じましたがそこでぺろと一緒に日向ぼっこをしました。気持ちよさそうな表情です。

 

日もだんだん暮れてきて寒くなってきたので車に戻ってしばらくすると

 

病院から呼び出しがありました。

 

病室に通され先生から処置の流れについて説明がありました。

 

自分たちで決断した安楽死ですが、ここで本当にお別れが来ると思った瞬間に

 

大粒の涙があふれてしまいました・・

 

私たちが少し落ち着いてから処置が始まり無事にぺろは虹の橋を渡りました。

 

 

 

翌日はクリスマスイブ。本当だったらぺろも食べられるケーキを買ってお祝いしようと

 

思っていましたが叶いませんでした。

 

アニマー湯宇都宮ではもうぺろを見ることはありませんが

 

これからも看板犬はぺろです。

 

これまでたくさんのぺろの思い出が詰まったアニマー湯宇都宮を

 

もっともっと頑張っていこうと思ってます。

 

 

最後に

 

ぺろ本当にありがとう！これからもずっと一緒だよ(*´ω`*)

 

 

 

 

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